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目に負担をかけない良質のカラコンを選ぶためのポイント

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今やオシャレの必須アイテムであるカラコンは、購入時に瞳を綺麗に見せるために、大きさやカラーといったデザインばかりに注目しがちです。しかし、損なわれたら替えが利かない大切な瞳の中に入れるものだからこそ、安全性を重視した質のいいものを選ぶことが何よりも大切になります。安いからといって粗悪な商品を利用してしまうと、さまざまなトラブルを引き起こす要因になりかねません。
昨今では着け心地や目の負担の少なさを売りにしている、スペック重視のカラコンも数多く登場しています。まず、カラコンのその特徴であるレンズへの着色ですが、直接角膜や目蓋に触れてしまう作りのレンズは瞳を傷つけるため危険です。レンズを擦ると色が指に付着するようなカラコンは利用を避けておかなければなりません。そこで、「サンドイッチ構造」といわれているレンズの間に色素を挟みこむ作りのレンズであることを確認してみてください。その分、レンズに厚みが出て慣れるまで異物感を覚えるというかたもいますが、色素による悪影響を防ぐことが可能です。
また、瞳の呼吸が妨げられてしまっていては、酸欠状態になってしまいます。そこで、カラコンがどの程度酸素を通すのかという点を数値化している「酸素透過性」にも注目です。素材や含水率、厚みなどによってそれぞれの商品で異なります。なるべくこの数値が高いもの、カラコンの場合には目の健康維持のために25DK/L前後あったほうがいいとされていますので、パッケージやホームページなどで予め調べておくのが賢明です。さらに、紫外線への影響を考えてUVカット機能が付いたものがあるとより望ましいでしょう。
こうしたことを総合し、常に清潔な状態を保つことでより安全性を高められることを考慮すれば、それぞれの条件をクリアしているワンデータイプのカラコンがおすすめできます。また、購入するカラコンは最低限、日本国内の安全基準をクリアしている「高度管理医療機器承認番号」の記載のあるものが条件です。目に優しいことを第一に考えているのであれば、輸入品などには安易に手を出さないように注意をしてください。

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